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  2. 上田宗箇流の特徴

現代まで残った武家茶道の流れであること。
利休の静中の美、織部の動中の美に対して、宗箇オリジナルの独特の美を見ることができる。
茶寮、和風堂、書院屋敷など江戸時代の武家屋敷構成再現がされており、伝来の道具、古文書も多数残っている。
作法の特徴として、凛として、美しい。さらに男性は男性らしく、女性は女性らしく。

具体的には、、、

●男性、女性で茶道の点前が異なる部分がある。
●男性と女性の礼の仕方が異なっている。
(動画「所作の基本」)参照
●袱紗は右の腰につける。
(刀を差していた名残)
●点前の中の柄杓の構え方、扱い方、帛紗の扱い方が独特である。
(男性は馬上の姿→柄杓で湯水を汲む動作に弓矢をつがえる動作が残る、など)
●点前が直線的で、外へ外へと向ける動きが繰り返されてる。 など

◆ 茶の湯を学ぶことによって普段の生活が充実してきますし、 一時 ( ひととき ) の静寂、また静寂の中の楽しさ、 清々しさ、充実感を得ることも出来ます。静心の充実、今を一生懸命生きるという戦国武将の心の在り方は、今日にも通じるもので、今を生きる我々にも心の在り方(精神的な安定、落ち着き、静かな心)は非常に大切です。